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「西東」は、1935(昭和10)年「若草」に発表された坂口安吾の短編作品。鞄を置き忘れた男が、手紙のやり取りを通じて恋に発展

作品データ

作品名 西東
作品名読み にしひがし
url(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45839_34975.html
作者名 坂口 安吾
発表年 1935(昭和10)年
ジャンル 青春/恋愛
読了時間目安 5分
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あらすじ

草吉は、ある日、昔の家の住所に間違って入ってしまい、若い娘に遭遇する。慌ててその場を去る際、仕事の鞄を忘れてしまう。後日、鞄を取り戻そうと画策するが、行きつけのおでん屋で鞄を発見し、憤慨する。草吉は家の主人に手紙を書くが、返事は若い男からで、草吉の行動を非難するものだった。草吉は身の潔白を証明しようと煙次郎に相談するが、煙次郎は娘に惚れていると正直に伝えるべきだと提案する。草吉は憤慨して手紙を投函するが、その後、煙次郎の提案に従ってみるのも悪くないと考え始める。

作品の特徴

主要登場人物人数
男女比
表現的特徴・キーワード
時代 昭和以降
舞台の国/地名/土地柄など

登場人物

出典:青空文庫