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「小さな山羊の記録」は、1949(昭和24)年「作品」に発表された坂口安吾の短編作品。坂口安吾自身の闘病体験を綴った自伝的小説

作品データ

作品名 小さな山羊の記録
作品名読み ちいさなやぎのきろく
url(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43169_34362.html
作者名 坂口 安吾
発表年
ジャンル 随想
読了時間目安 23分
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あらすじ

主人公は、若い頃から衰弱期に鼻水が流れ、吐き気を催す症状に悩まされていた。症状が悪化し、仕事に集中できなくなった彼は、蓄膿症を疑いながらも、それを認めようとせず、旅に出るなどしたが改善しなかった。次第に精神的な症状も現れ、幻聴や被害妄想に苦しむようになった彼は、最終的に精神病院に入院することになった。入院後、持続睡眠療法を受け、症状は改善したが、心の奥には怒りが燃え続けていた。

作品の特徴

主要登場人物人数
男女比
表現的特徴・キーワード
時代 昭和以降
舞台の国/地名/土地柄など

登場人物

出典:青空文庫