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「篠笹の陰の顔」は、1940(昭和15)年「若草」に発表された坂口安吾の短編作品。仏語学校で知り合った高木との奇妙な友情。

作品データ

作品名 篠笹の陰の顔
作品名読み しのざさのかげのかお
url(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/56801_56897.html
作者名 坂口 安吾
発表年
ジャンル 随想/人間
読了時間目安 15分
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あらすじ

主人公が仏語学校で知り合った高木という男との奇妙な友情。高木は天才的な語学力を持つ一方で、精神的な不安定さを抱え、度々自殺を図る。主人公は高木のその行動に振り回されながらも、彼との友情を深めていく。 高木の妹は、幼くして母親を亡くし、兄の面倒を見る聡明な少女だった。しかし、その聡明さの影には、家族の複雑な事情や自身の孤独が隠されていた。主人公は、高木の妹の複雑な性格や、彼女の兄に対する愛情に心を動かされる。高木が亡くなった後も、彼の妹との交流は続いた。

作品の特徴

主要登場人物人数 3
男女比 男2女1
表現的特徴・キーワード
時代 昭和以降
舞台の国/地名/土地柄など

登場人物

私、高木、高木の妹

出典:青空文庫