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「行雲流水」は、1949(昭和24)年「オール読物」に発表された坂口安吾の短編作品。

作品データ

作品名 行雲流水
作品名読み こううんりゅうすい
url(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43167_34358.html
作者名 坂口 安吾
発表年
ジャンル コメディ/官能・耽美
読了時間目安 27分
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あらすじ

ある日、お寺の向かいの漬物屋の女将が、息子が家の裏に住むその子というパンパンと恋仲になったと和尚に相談に来る。その女は過去に父親を殺したというトラウマを持つ。和尚は二人の仲を取り持とうとするが、事態は思わぬ方向へ。 女は過去のトラウマから、男性を信用せず、金銭目的で関係を続けていた。一方、男は女性に夢中になり、ついには会社のお金を使い込んで首を吊ってしまう。またある時その子は心中ごっこをするが、巧みに男を騙し自分だけが生き残る。

作品の特徴

主要登場人物人数 5
男女比 男3女2
表現的特徴・キーワード
時代 昭和以降
舞台の国/地名/土地柄など

登場人物

和尚、漬物屋のおかみ、吾吉、ソノ子、男

出典:青空文庫