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「石の思い」は、1946(昭和21)年「光 LACLARTÉ」に発表された坂口安吾の中編作品。安吾の幼少期の自伝的作品。父母への愛の渇望と孤独。

作品データ

作品名 石の思い
作品名読み いしのおもい
url(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/56798_56918.html
作者名 坂口 安吾
発表年
ジャンル 随想/人間
読了時間目安 39分
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あらすじ

主人公は、父親との関係が希薄で、冷淡な母親に苦しめられながら育った。孤独と悲しみを抱え、家出や自殺を考えることもあった。彼は、白痴の従兄が死の直前に家に戻ってきた出来事に深く心を打たれ、今もなお、故郷の母を思い続けている。そして、自分は石のように孤独で、いつか家の戸を蹴破って死ぬのではないかと考えている。

作品の特徴

主要登場人物人数
男女比
表現的特徴・キーワード
時代 昭和以降
舞台の国/地名/土地柄など

登場人物

出典:青空文庫